キング・オブ・コメディ (1983) : The King of Comedy, mit Jerry Lewis

コメディアン志望の一青年の偏執狂的な売名作戦を描く風刺喜劇。

監督:マーティン・スコセッシ、キャスト:ロバート・デ・二―ロ、ジェリー・ルイス、ダイアン・アボット

キング・オブ・コメディ (1983)のストーリー

TVのトーク・ショーの人気者ジェリー・ラングフォード(ジェリー・ルイス)が、収録を終えて劇場の楽屋口から出てくると、外はファンでいっぱい。ジェリーに熱狂的なファンの1人、マーシャ(サンドラ・バーンハート)が抱きつき、ぶ厚い唇を押しつける。彼女をふりほどいてリムジンに乗り込んだジェリーの後から、ルパート・パプキン(ロバート・デ・ニーロ)も一緒に乗り込む。ルパートは自己紹介し「自分もジェリーのようなコメディアンになりたい」と話しかける。内心うんざりしながら、ジェリーはオフィスに電話してくれと言う。そんなジェリーの心情をまるで察しないルパートは、家へもどると、人気コメディアンになった自分を夢想する。とあるバーで、黒人の女バーテンダーのリタ(ダイアン・アボット)に話しかけるルパート。彼女は高校の同級生で、ルパートにとって憧れの存在だった。レストランに誘い、週末に友人ジェリーの別荘に行こうと言う。

翌日、ルパートはジェリーのオフィスに電話するが、会議中ということで取り次いでもらえない。直接、オフィスに行き受付係と交渉し、やっと秘書のキャシー(シェリー・ハック)に会うことができた。キャシーに「漫談のテープを聞かせてもらえたら」と言われ、喜んで出てきたルパートにマーシャが喰ってかかる。しかし、ルパートは逃げるように歩き去る。ジェリーはデモ・テープを作って、キャシーに手渡す。翌日、キャシーからパンチが足りないと言われて、ルパートは反論、直接ジェリーに会おうとしてオフィスに入り込み、つまみ出される。週末、ルパートはリタをつれてジェリーの別荘へ行き、彼から「連絡してくれと言ったのは、追い払いたかったからだ」と聞き、耳を疑うルパート。

ついに彼はマーシャと共同で、ジェリーを白昼、道路上から誘拐。オフィスに電話して、ジェリーの安全のためにルパートを今夜のTVに出せと脅迫する。TV局ではFBI、ジェリーの弁護士、局長らが会議を開くが名案はない。そのうちにルパートが現われた。代わりの司会者トニー・ランドール(本人)が、ルパート・パプキンを紹介し、ルパートは15分ほど漫談をしゃべった。終わるとFBIの捜査員とともにジェリーを隠しているマーシャの家へ行く。途中で、リタのいるバーに入り、そこのTVで自分の晴れ姿を見る。その頃、ジェリーはやっと自由になり、TV局へ急ぐ。ルパートは懲役6年を求刑された。服役中に回想録『一夜だけの王様』を執筆、この本はベストセラーになる。2年9カ月後に釈放されたルパートはTVに出演。ついに、彼は本物の喜劇の王様になった。(松竹富士配給*1時間49分)

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